MXR Microamp M-133
以前から気になっていたMXRのmicroampですが、超簡単な回路だろうと思い改造にいいんじゃないかと買ってみました。
ものすごい簡単そうな回路です。
プリント基板の方はグランド層はメッシュ状になっています。
一般的にはグランド層はベタといわれる胴箔がそのまま剥離されずに残っています。
幸いなことに基盤にはDIP(ディスクリート)部品が採用されていました。
昨今の電子楽器ではアナログ回路のみの製品でもチップ部品化されていたりしますのでチップ部品に置き換わっているのではと思いましたがやはりDIPでした。
チップ部品が悪いというわけではありません、チップ部品でもカーボン抵抗、金属皮膜抵抗、音響用抵抗もありますので。
で、すごいのが、最初から金属皮膜抵抗を使用しているということです。
回路が簡単そうなのに値段がそれなりにする意味がわかりますね。
改造のしがいがありそうです。
・Micro AMP というのでこいつをかますと音が大きくなるのかと思いましたがなりませんでした。
・使い方がいまいちわかっていないエフェクターのひとつです。
・以前。アコースティックギターのカタログで紹介されているのを見かけたのですがアコースティックギターと組み合わせて使用するのがお勧めなのかもしれません。
ブースターとして使用することを目的として買おうとしている方はMXR & CUSTOM AUDIO JAPANのBOOSTER/LINE
DRIVERを買うべきだと思います。
・ゲインアップでギターソロを弾く時のためのブースターとして使用するのがよいかと思います。
回路が簡単そうなのでオペアンプ回路の増幅度を変え、カットオフ周波数を修正するためにコンデンサの定数を変えるだけですむことでしょう。
Micro AMPに限らずMXRのエフェクターはプリント基板がしっかりしている製品ですのですばらしいエフェクターに化けてくれるはずです。